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今回の記事はこちらです。
ー コラム:戦役紹介 〜冬戦争 ソ連の判断ミスについて〜 ー
前回の記事にて冬戦争の開戦から終戦までの大まかな流れを書きました。
戦術的には勝利しながらも、戦略的に負けてしまったフィンランドでしたが、大国に対してかなり善戦した戦いであったと思います。
今回は『ソ連の戦術的な失敗は何だったのか?』について触れていきます。
運の悪さも含めて、この戦いには多くの判断ミスがあるように思いました。
①フィンランド軍に対する過小評価
一番の判断ミスがこれだと思います。
単純な戦力差だけが、勝敗を決する訳ではないことの典型例ですね。
無論ソ連軍の中には、「補給を最低でも3ヶ月は維持すること」という人もいたようですが、少数派だったようです。
このため意見は採用されませんでしたが、多数が正しい訳ではなく、最悪を想定して戦略を考えるべきですね。
②フィンランドの地形
前回の記事にも書きましたが、フィンランドの土地は森林と湖が多くを占めます。
このため戦車などの機甲部隊は、舗装された幹線道路などを進むしかありませんでした。
その為戦車で強行して進もうとしても、視界の得にくい森林から対戦車砲や火炎瓶などで先頭がやられ、進めなくなってしまいました。
このようにフィンランド軍は地形を上手く活用し、逆にソ連軍はミスマッチな戦い方をしてしまったといえます。
③フィンランドのこの年の気候
ソ連軍は残念ながら天候にも見捨てられました。
開戦直後、平均気温は例年より1℃高かったと言われています。
このため湖の氷が無かったため、戦車部隊は道を迂回せざる終えませんでした。
しかし今度は-40℃近くの氷点下まで気温が一気に低下します。
短期の戦闘しか考えていなかったソ連軍は、防寒着やテントの不足により凍死者が続出。
戦死者の半数近くが、凍死と言われるほどの惨事となりました。
④ソ連の政治状況
冬戦争当時のソ連では、スターリンが政治を牛耳っており、その最中で『大粛清』が行われておりました。
この際に有力な政治家や将官がその対象になり、政治や軍事といった機能が著しく低下していました。
こんな状態で戦争に突入しましたが、有能な将官が不足していたため、30年近く前の戦術である銃剣突撃を繰り返して、無駄に死傷者を出すという有様でした。
戦争と政治は密接に関わっているという事が、この戦いからも分かります。
主だった原因を4点ほど上げましたが、細かい話をするとまだあります。
しかし以上の点からみても、ソ連軍の準備不足と慢心が伺い知れます。
何事に取り組む時も、驕らず冷静に準備をしなければならない。
そんな事をこの戦いからは、学ぶことが出来ますね。
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