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今回の記事はこちらです。
ー 【映画紹介】機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 個人的レビュー ー
つい先日、かなり久しぶりに映画を観に行ってきました。
タイトルは現在絶賛公開中の【機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ】になります。
私が閃光のハサウェイに出会ったのは、もう20年近く前。
当時はまだ10代前半という若さで、作品の良さを完全には分かりきってはいなかったと思います。
それでも原作を読んでいて面白いと感じましたし、大人になって劇場版を観てもその気持ちが変わることはありませんでした。
それどころか、人間同士の深みがある作品だと改めて感じることができたほどです。
では改めまして、映画【閃光のハサウェイ】の個人的レビューに入っていきます!
【そもそも『閃光のハサウェイ』とは?】
今回の映画である『閃光のハサウェイ』は原作小説が、1989年に世に登場しました。
前部で上・中・下巻に纏められています。
原作小説から32年を経ての映画化となり、私も含めたこの作品の好きだった人は喜んだのではないでしょうか?
この作品の仕上がりも、原作との大きな乖離も無くスムーズに話が入ってきました。
設定は『シャアの反乱』から12年後の宇宙世紀(UC)105年。
主人公である『ハサウェイ・ノア』が反地球連邦組織のリーダーである、『マフティー・ナビーユ・エリン』として戦っていくことを中心に描いています。
画像リンク先:https://www.unitedcinemas.jp/mito/film.php?movie=7874&from=all
そしてガンダム作品でありながら、MS戦闘がそこまで多くないと私は感じています。
それ以上に濃密な人間ドラマが、この作品には詰め込まれていると私は感じました。
この作品の結末は非常に悲しものになっていますが、個人的にはそこまで嫌な感じではありませんでした。
そう思えたのも、この人間ドラマの積み上げがあったからではないでしょうか。
【あらすじ】
シャアの反乱から12年後のUC.105、地球連邦政府の腐敗は進んでいた。
自分たちは地球に居座り環境を破壊しながらも、不法滞在の民間人たちを宇宙に連れ出す『人狩り』が横行する有様となっていた。
それに対し反地球連邦活動を行っている組織、【マフティー・ナビーユ・エリン】は全人類の『例外のない』宇宙移民を提唱。
その求めに応じない政府高官を暗殺し続けていた。
そんな最中、特権階級のみが乗り合わせるシャトルに乗り合わせた3人の人間がいた。
地球連邦軍きっての名艦長『ブライト・ノア』の息子であり、『マフティー』その人である【ハサウェイ・ノア】。
新部隊へ着任のため乗り込んでいた、地球連邦軍の大佐である【ケネス・グレッグ】。
そしてこのシャトルに似合わない、変わった雰囲気の少女【ギギ・アンダルシア】。
何の面識も無かった3人を引き合わせるように起こる、偽マフティーによるハイジャック。
これにより面識を持った3人は、お互いの避けて通れぬ戦いの中で様々な感情を持ち合わせながら戦火に身を投じていく…
【非常にリアリティを感じる、等身大のキャラクターたち】
今作を映画化した中で、最も素晴らしいと感じたことは『キャラクターの完成度』でした。
これは非現実過ぎず、そして映画を観ている私達もまるで我が身ことのように感じることができたことではないでしょうか?
私は原作小説の作品を映像化する際に、一つ気になっていることがあります。
それは『人間・心理描写が薄くなる』ということ。
文字であれば心理描写がきめ細かく書くことができますが、映像ともなると尺の都合や演技によって、描き切れないこともしばしば。
個人的にそれを強く感じたのは、映画『ジャッカルの日』でした。
私は始め映画を観ていましたが、友人から「映画では原作で再現しきれていない」と話を聞き、原作を読み直しました。
確かに映画では僅か数秒のシーンを小説では、かなりの文章でジャッカルの心理描写を丁寧に描いています。
こういったこともあり、原作の再現というのはかなり難しいということを理解しました。
多くの作品でも原作並みの面白さを維持するのは、非常に難しいと色んな映画を観て感じます(が、むしろ期待を超える作品もあります)。
しかし『閃光のハサウェイ』は違いました。
それぞれのキャラクターの心理描写を、非常に上手く・丁寧に描いていたという点です。
画像リンク先:https://a.happydouga.jp/web/feature.php/sp/sp_hathaway
ハサウェイはマフティーのリーダーとして行動するため、外面としては組織を束ねる者として落ち着いて思慮深い人間に見えます。
しかし心の内側では自身のしていることに迷いがあったり、人の言葉で悩んでしまう部分がみられました。
現実世界の我々も、ハサウェイと同じように外面と内面で悩み・葛藤している人がほとんどではないかと思います。
これは別の作品である『劇場版マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』で、オズマ・リーが言っていたこの言葉が当てはまる気がします。
「本当の俺は!ただのガキだ!!お前に負けないくらいのな!!隊長の役、兄貴の役、兵士の役、恋人の役…そしてそれがすべて俺で、俺のすべてだ!!演じてない人間なんかいねぇんだよ!!」
まさにこれ、現実世界の我々とそっくりなんですよね。
人前では毅然としていても、心の中は悩み・苦しみ・悲しんでいる…こういった部分が、観ている我々に通ずるものがあるのかもしれません。
しかしそうは言っても、ハサウェイは『ピュアな人間』です。
自らが掲げた理想に向かって進み続けることができていますが、もう一人の主人公である『ケネス・グレッグ』はそうではありません。
彼は心の中ではマフティーの気持ちを理解しながらも、自身は地球連邦軍に身を置きながら、組織の討伐を目指して日々戦っている男。
詰まるところケネスこそ、まさに一般のサラリーマンを体現した存在なのでしょう。
画像リンク先:https://www.sanyonews.jp/town/cinema/film_detail/3488
この結果、ハサウェイの敵役でありながら嫌な感じがしないのは、『自分自身への距離感が近い』というのもあるかも知れません。
先ほど言った【役を演じる】というのは、ケネスの方が強い…のかな?と思いました。
こういった些細な心情を、無理なく作中に織り交ぜているので、原作との大きな乖離が生まれなかったのだと私は感じた次第です。
ただ当然ですがすべてが完璧だったかと言えば、違和感を感じる部分は多数ありました(ケネスがハサウェイがマフティーだと当てる部分など)。
しかしそういった部分があったにせよ、今作は作品として私達視聴者に訴えかけるものが詰まった作品だったと私は思いました。
それに美しい戦闘シーンも相まって、非常に吸い込まれた作品です。
正直、劇場で観るのが一番良いと思う一作。
まだまだ書き足りないのですが、話が長くなりそうなので、今回はこの辺で一旦終わりにしたいと思います。
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